堺シュライクスのユニフォーム・ロゴデザインが決定!
堺シュライクスの『ユニフォーム・ロゴ』デザインが決定しました!!
デザイン案をご提供頂いた皆様、投票いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。
約500通にのぼる投票の結果、最多投票数を獲得された『A案 イワヰマサタカさん』のデザインが選ばれました!!
デザインしていただいたイワヰさんにお話を伺いました。
なぜこのデザインにしようと思ったのか、デザインに込められた思いをお聞かせください。
昨今のベースボールユニフォームは、デザインやカラーリングが奇抜なものが多く見受けられます。私が考えるプロ野球のユニフォームとは、ファンの憧れの対象となるべく格式というものが重要ではないかと常々思っていました。
今回のデザインコンペに参加するにあたり、私の中にある「これぞベースボールユニフォーム」というものを作ろうと考えました。そこでチーム名をベースボールロゴの王道であるスクリプト(筆記体)にしました。そのままでは特徴が無いので、SHRIKESおよびSAKAIの頭文字である「S」を鳥(モズ)に見立てたデザインにしました。
チームのカラーについては、メインカラーのグリーンは、かつて堺市の中百舌鳥球場および大浜球場を本拠とした「南海ホークス」へのオマージュ。サブカラーのゴールドは1978年に放送された堺の町の栄枯盛衰を描いた大河ドラマ「黄金の日々」よりヒントを得ています。
ご自身のユニフォームが選出された感想をお聞かせください。
多くの皆様から支持していただき大変光栄です。私はプロ野球のユニフォーム研究の第一人者と言われる綱島理友(プロ野球意匠学研究家)に師事しており、ユニフォーム研究をしている立場からすると私のデザインが選ばれなかった場合、普段の説明が説得力に欠けてしまうのではないかという不安がありました。
しかし多数の票をいただき、想いや考え方が通じたと言うことで、安堵したのが正直な気持ちです。
堺シュライクスに一言メッセージをお願いします。
自分自身が生まれ育った堺市にプロ野球チームが誕生するというニュースを耳にしたときから、何らかのカタチでサポートしたいと考えていました。今回こういったことで縁があり大変嬉しいです。
我が堺市に誕生したプロ野球チームですから、地元の誇りとして見守っていきたいと思います。このユニフォームを着た選手が躍動する姿を見るのが楽しみです。
●プロフィール
イワヰマサタカ (グラフィックデザイナー/イラストレーター/バーオーナー)
1967年堺市生まれ。堺市在住。デザイン会社勤務などを経て、1998年にクリエイティヴワークガンプを設立。
2003年より綱島理友に師事。2006年より週刊ベースボールの連載にてイラストを担当。
2017年デザイン業務の傍らベースボールバー・BallparkBarを開業。オーナーバーテンダーとしてカウンターに立つ。
著書『日本プロ野球ユニフォーム大図鑑』(共著)ベースボール・マガジン社刊
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