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Reportレポート

関西独立リーグ選抜vs読売ジャイアンツ3軍交流戦(のレポートではありません)

9月5日、6日に読売ジャイアンツ球場にて、関西独立リーグ選抜vs読売ジャイアンツ3軍による交流戦が行われました。

 

普段は東京で働いているため、なかなかシュライクスの試合を見に行けません。せめて関東に来たときくらいは、ということで、球団オーナー松本と一緒に援軍に駆けつけました。(この日は無観客試合だったため球団関係者として)

 

最寄りである京王よみうりランド駅は、少し高台に位置する場所で、駅のホームからでも町並みが見渡せるような場所でした。初めて訪れたけど、なんだか懐かしい雰囲気。この懐かしい雰囲気の正体は、何気なく周辺の地図を検索したときに見つかりました。

 

近くに「聖蹟桜ヶ丘」があるじゃないか!
聖蹟桜ヶ丘と言えば、ジブリ映画「耳をすませば」の舞台となった場所です。

 

雫が訳したカントリーロードの歌詞をたまたま見つけた天沢聖司が「お前さぁ、コンクリートロードはやめたほうがいいよ」って去り際に言ったあとの「やなやつ!やなやつ!」を真似した人は多いはず。

 

ラストの「おれと結婚してくれないか!」「大好きだ!」のシーン、当時は順番逆だろくらいにしか思ってなかったけど、あれは天沢聖司がイタリアからの帰国を一日早めてまで雫に会いたくて、その気持ちが爆発した結果そうなったんだろうなと今になっては思います。アオハルかよ〜。

 

すっかり脱線してしまいましたが、そう、京王よみうりランド駅に降りたとき、なんとなく「耳をすませば」の情景が思い起こされたというお話でした。

 

あ、ひとつ言い忘れていましたが、この記事は関西独立リーグ選抜vs読売ジャイアンツ3軍による交流戦のレポートではありません。交流戦の内容について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

交流戦関連の記事はこちら

 

 

オーナーと行く!よみうりV通り

読売ジャイアンツ球場はここから歩いて10分。アクセスもバッチリ、さすがは天下の巨人軍!

それではスタート地点の写真をご覧ください。

 

ノボリザカ〜!

思わず背負い投げ〜!のテンションになっちゃうくらいの山道です。ちなみにこの日の気温は34度。カントリーロードなんか歌いながら気分良く行こうという考えは秒で消え去り、黙々と球場を目指します。

 

しかしそこはやっぱり天下の巨人軍、ただの山道を歩かせるなんてことはしません。

道中には、等間隔で歴代の選手たちの手形が置かれており、ゴールに近づくにつれ番号が減っていくという遊びが施されていました。

球場へ行くまでも飽きさせない、そんな巨人軍のおもてなしの心を感じます。

原監督の手形で少しテンション上がって原監督になったり…

 

原監督の手形に手を合わせて「あっちぃ!」とはしゃいだり…

 

駅と球場を結ぶ無料のシャトルバスの存在を道中で知ったり…

 

はしゃぎすぎたのかシャトルバスの存在を知って心を折られたのか、ジャイアンツ球場と同じベンチで一休みして…

 

到着!

 

後日知ったのですが、今回通った道は「よみうりV通り」で、他にも「巨人への道」と呼ばれる283段の階段ルートがあるそうです。

所要時間はどちらも約10分とありますが、体力に自信のない方は「よみうりV通り」をオススメします。

 

先述した通り、この記事は交流戦のレポートではございません。試合の様子はこちらの記事でご確認ください。

交流戦関連の記事はこちら

 

 

試合終了後

みなさんがレポートを読んだテイで進めます。

 

試合が終わり、バスに揺られています。

このバスは駅に向かう無料のシャトルバスでもなく、ましてや家路に向かうバスでもありません。

目的地は、選手の宿泊地「本厚木」です。

 

この記事は関西の方が読まれると思うので、わかりやすく位置関係を貼っておきます。

遠い!遠すぎる!槇原敬之より遠く遠くへ行ってる!

 

マッキーは置いといて、なぜ自宅とは真逆の方向に向かっているのでしょうか。

理由は、大西さんがお食事会をセッティングしてくれたからです。

 

断る理由、ないでしょ?お食事会ってことはビール飲んでいいんでしょ?行くしかない。でもビールなら家でも飲めるよ?と葛藤しながらも本厚木へ向かうバスに乗り込みました。

 

本厚木にホテルを取った理由は、「GoToトラベルキャンペーン」で東京が除外されているため割引の対象にならなかったからです。コロナはまだまだ収まらず、事実、球団関係者はホテルに到着したら外出自粛です。

 

外出できないならせめてホテル内で…という粋な計らいです。決して飲みたいだけではない…はず!

 

道中眠っていたら、海老名PAで緊急停車。何事かと思ったら、片岡が腹を下してもう限界だったそうで。聞くところによると朝から下っていたみたいです。(だから試合でボッコボコに打たれたのか…)

 

リオ、安積、亘輝以外の選抜選手は今年からシュライクスに加入したため、ほとんど話したことがなく、野球以外のところではどういう人間なのかを知りませんでした。

 

なのでここからは、お食事会で受けた印象をもとに各選手を紹介していきます。

 

なお、お食事会はホテル最上階にある屋根付きの屋外で行われました。本来なら楽しく食事する選手たちの写真をお届けしたいのですが、このご時世です。察してください。無写真でお楽しみください。

 

選抜選手紹介

鶴巻 璃士(1994/5/22)

選手の中でも年長組の頼れるお兄ちゃん。まわりが普通の私服を着る中、1人だけ球団グッズを部屋着にする意識の高さを見せる。積極的に会話を盛り上げていくタイプではないが、終盤に出てきたカレーが辛くて食えないから隣の大神にあげるなど、可愛い一面もあった。

 

大神 康輔(1996/5/23)

この日の試合はサードで途中出場していたが、大西さんから「明日はセンターで」と言われセンターを務める器用さをもつ。
「こういう場所は襟付きがいいかと思って」と着てきたシャツが花柄というセンスの持ち主。

 

吉田 亘輝(1996/9/27)

言わずとしれたシュライクスのエースだが、意外といじられキャラ。

何回もコーラをおかわりしていたところ、「そんなにコーラ飲めるのはやっぱボンボンや、庶民は水かウーロン茶やからな!」と言われてウーロン茶ばかり飲んでいた片岡と河内山がトバッチリを食らっていた。

また、「赤いシュプリームは金持ちしか着ぃひん」と、大西さんからよくわからない言いがかりをつけられる。

 

片岡 篤志(1996/8/2)

乾杯からずっとウーロン茶を飲んでいたが、途中からホールに出てきた若い姉ちゃんが注文に来て発情したのか、決め顔でカシオレを頼んでいた。飲み干した後、また腹の調子が悪くなったのか長いことトイレに籠っていた。あとはエビアレルギー。

 

安積 拓人(1999/1/1)

もともと選抜に選ばれていたけど諸事情により一度外され、正捕手の山田くんが怪我をしたため再び選ばれたラッキーボーイ。誕生日も1月1日だし、なんか持ってるんだろうな。

これは贔屓になってしまうけど、1年目から応援してるからホームラン打ったときはやっぱり嬉しかったよ、と伝えると照れくさそうにしていた。数分後に席を変わった松本にも全く同じことを言われ照れていた。

 

河内山 拓樹(1995/3/30)

話を聞いてみると、年齢的にもあと1,2年かなとぼんやり考えていたらしい。そこで藤江コーチから「はっきりせんのやったら引退する時期なんか決めんな。今のことだけ考えとけ」と言われ、見透かされたような気がして考え方を改めたそうだ。
明日投げるんで…と言って終始ウーロン茶。ノーヒットノーラン記事にも書いていたが、やはり人間ができている。

 

大橋 諒介(1994/10/13)

逆に今日5打席ノーヒットで5タコ5タコといじられていた大橋は「今日は飲むしかない!」と誰よりもビールを飲んでいた。「その代わり明日は絶対打つ」という宣言通りに、翌日ホームラン。痺れるね!

もともと群馬(BCリーグ)でキャプテンをやっていたからか、ガンガン喋ってグイグイ引っ張っていくタイプ。かなりしっかり者という印象を受けた。

 

優勝したら…

今回初めて話す子もいたけど、率直な感想いいっすか?

 

みんなめっちゃ良い子!!

 

話す機会がなかったから知らなかったけど、本当にみんな素直で良い子だなと思いました。

松本も同じように感じていたらしく、「なんかさ、シュライクスやってて良かったなって思えた」と酔っ払って喋ってました。

現在リーグで首位を突っ走るシュライクス。ここにいる選手は24,25歳が多く、中には今年で引退を決めている選手もいる。

最後は優勝して終わりたいねと話していた時に、大橋が群馬時代の話をしてくれた。

2年前に優勝したときは、1人1000円出しあって炭酸水を買い、それでビールがけみたいなことをやったそうだ。

そんな話を聞いたらうちのオーナーは黙っちゃいられないよ?

松本「よし、優勝したらビールがけしよう!」

言質取りました!ビールがけするそうなので、みなさん最後まで応援よろしくおねがいします!

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